今まさにアオリイカは旬の時期ですが、皆さんどう調理して食べてますか?😊
イカの食べやすいサイズはおおよそ300〜700gと言われていますが、まさにその通りだと感じています。イカが大きすぎると、身が固くなるので、300〜700gがちょうど良い柔らかさで、甘みも感じることができます。
基本的にアオリイカは生でも焼いても揚げても非常に美味しく食べられます。その中で、筆者がお勧めするアオリイカの食べ方をご紹介したいと思います。^^
捌き方・手順
①頭部と胴部の分離
生のアオリイカを流水で洗い、表面の泥や砂を取り除きます。
その後、アオリイカを手に持ち、頭部と胴体を引き離します。これを行う時にはやさしく引き離すようにします。力を入れてしまうとイカ墨を飛ばしてしまう可能性がありますので注意が必要です。
②内臓と骨の除去
アオリイカの胴体内部に手を差し込み、内臓と骨を除去します。
イカの骨は透明なプラスチックのように見えます。骨を除去することで、イカは柔らかくなります。
③フィルムの剥がし
胴体の内側のフィルムを剥ぎ取るために、下面(足のついた方)を手掛かりにして、手を使ってフィルムをゆっくりとはがします。
これには指や、滑りづらい場合は包丁の背でこそぐとよいです。
④イカ墨の取り出し
イカ墨は内部にある小さい袋に保管されています。
イカ墨を取り出すためには、袋を優しく押すだけです。
しかし、その際にイカ墨が飛び散ると周囲が汚れてしまうので、袋をしっかりと保持してやさしく押し出します。
⑤目玉・いかずちの取り除き
目玉といかずち(足と頭の間の肉厚な部分)は食べられますが、むきにくいため、イカを捌いている間に取り除いてしまうといいでしょう。
⑥足部分のヒレ・口の除去
足の部分についているヒレは硬いため取り除きます。
また、口部分は硬く、食べられない部分なので除去します。
⑦胴体の薄皮剥がし
胴体を指で広げると、薄皮があります。これも剥がしましょう。
もしくは、胴体を縦に切り開き、薄皮と一緒に切り落とすという方法もあります。
⑧食べやすい大きさにカット
最後に食べやすい大きさに切り分けます。
刺身用にする場合は薄くスライスし、焼きイカ用にする場合は太めの棒切りにします。
⑨調理用に保存
捌いたアオリイカを使う予定がない場合は、食品保存用の袋に入れて冷凍するか、調理に使う前に保冷庫で冷蔵保存します。
なんなら、僕がよくやるのは、釣ってきてジップロックに入れたまま冷凍庫に直保存です^^
釣りして帰ってくるとへとへとですからね・・・一つ一つ捌いていくのは大変です。
そんな時にジップロックのまま冷凍庫に直保存もオススメです!!
アオリイカのおすすめ食べ方!
○お刺身 醤油わさび付け
結局なんだかんだ言って、これですよね笑
アオリイカのお刺身は、新鮮で美味しい料理で、その特徴的な食感と甘味を存分に味わうことができます。
ただし、アニサキスがくっついてる可能性がありますので、ご注意ください。
豆知識ですが、アニサキスは冷凍で24時間もしくは加熱、もしくはアニサキスの体に傷が入れば死滅しますので、お刺身で召し上がる場合は、細かく切ることをおすすめします。
細かく切って、薄切りにすることで、口当たりが良く、より一層食べやすくなります。
アオリイカを召し上がる際は、やはり新鮮さがとても重要だと思うので、自分で釣ってすぐに調理し、召し上がりましょうね^^
○バター醤油焼き
筆者としては、これが一番好きですね〜笑
こちらは、新鮮なイカをバターと醤油で調理する美味しい料理です。
フライパンでバターを溶かして、ニンニクを加え香りが立つまで炒め、その後にイカを加えて中火で炒めます。イカの色が変化するまで焼きます。
イカが焼けてきたら、醤油と味醂を加えて少し炒めて完成となります。
この料理は誰でも簡単に調理でき、バターと醤油の風味がいかに絶妙な味わいを与えますので、ぜひ一度試してみてください!!ハマりますよ!
○アオリイカの唐揚げ
こちらも割と簡単に調理できますし、カラッと揚げて頃もをサクサクに仕上げ、タルタルソースやレモンで食べると、子供にも大人気ですよ!
作り方としては、アオリイカをリング状にカットしておいて、あとは鳥の唐揚げと同じ要領で揚げればOKです^^
ちなみに、イカを揚げる時のコツとしては、170〜175℃になったタイミングでイカを投入するのがオススメです。油の中に入れた菜箸の先から、泡がたくさん出てくるタイミングが適温と言えるでしょう。
最後に注意点ですが、やはりイカを揚げるときは、水分をやり過ぎなほどしっかり拭き取ってから揚げるようにしましょう。そうでないと、水と油がケンカして飛び散りますので大怪我しますよ><
○アオリイカの塩辛
こちらは、アオリイカを薄切りにし、塩辛の調味料で漬けると、さっぱりとした美味しい一品になり普通に美味しいですよ!
ただしこちらも、新鮮なアオリイカを使用することが重要と言えます。
そして、イカの塩辛はとても健康に良いです。
なぜなら、塩辛には、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、タウリン、鉄、銅、カリウム、亜鉛、リン、マグネシウムなどが含まれていますので、非常にオススメです。
そしてさらにアレンジを加えた調理として、「イカの黒作り」というものがあります。
黒作りとは、イカの塩辛にイカ墨を入れて、黒くしたものです。
イカ墨には塩辛独特の臭みを和らげる効果もあり、割と食べやすかったりします!
一度試してみてはいかがですか。
まとめ
アオリイカの調理方法を見てきて、皆さんお気付きかと思いますが、どれをとっても非常にビールに合うんです!笑
イカが家にあるだけで、パッと挙げただけでこんなにたくさんに料理法があります。(もちろんこの他にもたくさんあります。)
スーパーで買うと高かったりすると思いますので、ぜひこの機会にエギング(イカ釣り)初めてみてはイカがですか? いかだけに^^
最後に、イカ釣りに興味を持っている方は、以下の釣行やオススメエギも参考にしてください。
以上です。
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