みなさん、3月〜5月ごろはホタルイカシーズンで盛り上がります。ホタルイカ捕りも良いですが、『ホタルイカパターン』でメバルやキジハタなどのロックフィッシュやシーバス、クロダイを狙ってみませんか?
イカの形状をしたミノーで誘うのも全然いいと思いますが、フロートリグで広いエリアかつ水面から一定の層を攻めることで、釣果を出せます。
本記事では、フロートリグ×ワームの組み合わせの可能性や釣れるポイント・タイミング等について解説していきますので、ご参考にしてください。
ホタルイカパターンとは?
毎年富山湾で3月頃〜5月頃まで『ホタルイカ』が産卵のため接岸してきます。
そのホタルイカが接岸しているタイミングでホタルイカの形状をしてルアーやワームを仕掛けとして釣りをする事を『ホタルイカパターン』と呼びます。
ホタルイカパターンですと、シーバスやクロダイ、ロックフィッシュなど幅広い魚種を狙うことが出来ますので、非常に楽しむことが出来ます。
ホタルイカパターンのタックル
★基本タックル★
ロッド:メバリングロッド、エギングロッド、シーバスロッド
リール:2500〜3000番
PE・リーダー:PE0.6〜1.0号・12〜16LB
ルアー:以下要確認
ホタルイカパターンで釣れる魚種
基本的にはホタルイカを捕食対象と捉えている全ての魚が『ホタルイカパターン』の対象となります。
アジ、メバル、カサゴ、キジハタ、クロダイ、マダイ、サバ、クロソイ、ムラソイ、マゴチなどが挙げられます。
フロートリグとは?
フロートリグ(Float Rig)は、釣りの際に使用される釣り針やエサを水中に浮かせるための仕掛けの一つです。このリグは、浮力を持つ浮き(フロート)を使用して、釣り針やエサを水面から一定の深さに浮かせることができます。
フロートリグの構造は次のようになります。
- フロート(浮き): フロートリグで最も重要な部品であり、針やエサを水中に浮かせる役割を果たします。通常は、フロートはプラスチックやバルサ材などで作られ、適切な浮力を持っています。
- リーダー(仕掛けの糸): フロートから釣り針やエサに繋がる糸の部分をリーダーと呼びます。リーダーはフロートと釣り針やエサの間に配置され、フロートから釣り針やエサに向かって下に垂れ下がる形状をしています。
- 釣り針: リーダーの一端に結ばれた釣り針は、エサをつけたり魚を釣るために使用されます。釣り針のサイズやタイプは、狙う魚の種類や状況によって異なります。
- エサ: 釣り針につける餌やエサは、狙う魚の好みや釣りの状況に応じて選択されます。一般的なエサには、ミミズ、ワーム、魚の切り身などがあります。
フロートリグは、水中の魚の活性や餌の位置をコントロールするために使用され、釣り人に魚の反応を敏感に感じさせる効果があります。特に静かな水域や浅瀬での釣りに適しています。
釣れるポイントとタイミングについて
釣れるポイントですが、一概に富山と言ってもただただ広く具体的にどのエリアかわからないですよね。
そしてホタルイカパターンを成立させるにはホタルイカが発生してなければお話になりません。ですので、ホタルイカが発生する場所に焦点を当てましょう。
個人的にいろんなエリアに足を運んで実績のあったポイントを紹介していこうと思います。
- 海老江海岸
- 八重津浜
- 四方
- 岩瀬浜
- 滑川海岸
時間帯について
基本的に夜の10時くらい〜朝方となります。経験上、安定してホタルイカが姿を現すのは深夜1時〜2時頃になります。
ですので、釣り人からしたらホタルイカが出没し始める1時前後が一番効果的となります。
天気・気温
基本的に晴れの日かつ気温が良い日が良いとされています。また、南風(沖に向いて吹く風)が良いとされています。雨は良くないです。
さらに連日天候がよく暖かい日が続いているとよりベストといえます。
潮周り
新月付近はマストで大潮もしくは中潮周りがベストです。
特にシーズン初期の3月ごろであると、新月大潮でないと結果を出すのがかなり厳しいかもしれません。
フロートリグ×ワームの可能性
実は、このフロートリグ×ワームの組み合わせが非常に相性いいと言えます。
「フロートリグ」は例え軽量のジグヘッドであってもフロートと一緒に飛ばすことで、遠くのポイントをスローに誘い出すことが出来ます。
また、それだけでなく水面から釣り針や餌を一定の深さに浮かせることが可能なので、それにより釣果に期待が持てます。
このフロートリグとワームの組み合わせは、ホタルイカパターンに限らず、ライトゲームとしてオールシーズン楽しめて活躍すると言えるでしょう。
一度やってみることをおすすめします。
おすすめルアー5選
個人的にホタルイカパターンでお勧めするルアーは以下となります。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
ホタルイカパターンと言っても、いろいろなアプローチの仕方が実際にはあり、その中でも私はフロート×ホタルイカワームに可能性をかなり感じています。
本記事を読んで面白そうだな!と思っていただけた方はこの仕掛けで海に足を運んでいただき、コメントしていただけると嬉しいです!
ホタルイカの掲示板やSNSで情報を仕入れながらホタルイカの接岸に備えて、みんなでルールをきちんと守りながらホタルイカパターンを楽しみましょう。
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